醜形恐怖症(身体醜形症)

目次

醜形恐怖症(しゅうけいきょうふしょう)や身体醜形症(しんたいしゅうけいしょう)とは、自分の顔や体が「ひどく変だ」「すごく目立っている」と強く思い込んでしまう心の症状です。

まわりの人が「気にするほどではないよ」と言っても、本人にはとても気になって仕方がないのです。

たとえば、鼻の形や目の大きさ、肌の状態など、「見た目」に不安を感じ続け、生活に影響が出てしまうこともあります。

特徴

この症状の人は、鏡で何度も見た目を確認したり、逆にまったく見られなかったりすることがあります。

「他人から変に思われている」と思い込んでしまい、外に出るのがこわくなったり、学校に行くのがつらくなることもあります。

また、「自分の顔が変だから、人に見られないように」と思って、マスクをずっと外せなかったり、メイクに何時間もかけてしまったりする人もいます。

見た目を気にする気持ちがとても強くなり、心が疲れてしまう状態です。

どんな人がなりやすいの?

この症状は、まじめでがんばり屋さんな人、他人の目を気にしやすい人がなりやすいと言われています。

とくに思春期は、体の変化が気になりやすく、人の言葉やSNSのコメントが強い不安のきっかけになることもあります。

「もっときれいにならないと」「こんな自分はおかしい」と思いすぎてしまうのは、決してあなたのせいではありません。

どうしたらいいの?

まず、「自分の見た目が気になってつらい」と思う気持ちは、とても自然なことです。
でも、そのことで人とのかかわりがつらくなっていたら、一人で我慢しなくていいのです。

家族や医師など、あなたの悩みをわかってくれる人はたくさんいます。

少し話すだけでも気持ちが軽くなることがあります。
「見た目がこわい」と思っても、それはあなたのやさしさやがんばりすぎている気持ちからきているのです。

まとめ

醜形恐怖症は、自分の見た目に強い不安を感じてしまう心の病気です。

まわりからは気づかれにくいこともありますが、あなたが毎日がんばっていること、苦しんでいることは本当のことです。

見た目を気にするのは悪いことではありません。
でも、その不安で苦しくなったときは、誰かと一緒に考えていけばいいのです。

あなたの悩みはちゃんと理解されます。
ゆっくりで大丈夫。自分を責めずに、少しずつ前を向いていきましょう。

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