クレプトマニア
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盗みの前には緊張感や不安、スリルを感じ、盗んだあとはホッとしたり達成感があったりします。でもすぐに後悔や罪悪感におそわれ、「なぜやってしまったんだろう」と苦しみます。
このくり返しによって、生活や人間関係に支障が出てくることもあります。これは依存症の一種で、アルコールやギャンブルの依存と似たしくみで起きる「行動の依存(行動嗜癖)」です。
どんな人がなりやすいの?
クレプトマニアは、ストレスや不安をひとりで抱え込みやすい人や、過去に何らかのつらい体験をしてきた人に多いと言われています。
また、「ちゃんとしなきゃ」「失敗してはいけない」と自分に厳しすぎる人が、心のバランスを崩してこの病気になることもあります。真面目で責任感のある人ほど苦しむ傾向も見られます。
どうしたらいいの?
まずは、「これは意志が弱いからではなく、心の病気である」と理解することが大切です。ひとりで抱え込まず、精神科や心療内科、スクールカウンセラーなどに相談しましょう。
薬だけでなく、カウンセリングや心理療法(認知行動療法など)が効果的です。家族や周囲の理解と協力もとても重要で、責めるのではなく、支えながら向き合うことが必要です。
まとめ
クレプトマニアは、自分ではやめたいのにやめられない「依存症のひとつ」であり、病気としてきちんと治療できるものです。
自分を責めるよりも、「助けを求めること」が最初の一歩です。早めに相談すれば、少しずつ元の自分らしい生活を取り戻すことができます。あなたはひとりではありません。
行動面の不調
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