素行症

目次

素行症(素行障害)とは、青少年期に始まりやすく、社会のルールを繰り返し破ったり、人の権利や安全を侵害する行動が続く状態を指します。

いじめや脅し、暴力、窃盗、器物破壊、放火、無断外泊や夜間外出など、重大な問題行動が含まれます。 これは単なる「反抗期」や「悪さ」ではなく、心の発達・家庭や環境・社会的要因が複雑に関係する医学的に扱われる問題です。

早い段階で理解し、適切に対応することが将来に大きな意味をもちます。

特徴

素行症では、他人や動物への残酷な行動、暴力や脅迫、窃盗、不法侵入、物を壊す行為などが見られることがあります。 学校を繰り返しサボる、夜間外出や無断外泊が続く場合もあります。

さらに重要なのは、中には 罪悪感や後悔がほとんどなく、共感性が乏しく冷淡に見えるタイプ が存在することです。 いわゆる「サイコパス」に近い特性を持つ場合があり、その場合は将来的な反社会的行動のリスクが高まるため、特に注意が必要です。

いずれのタイプでも、本人だけでなく家族・学校・社会に大きな影響を与えるため、軽視せず丁寧な対応が求められます。

どんな人がなりやすいの?

素行症は、単に「性格が悪いから」起こるわけではありません。 家族関係の不安定さ、虐待やネグレクトなどのつらい経験、強いストレス、学校や友人関係の問題、衝動性や感情コントロールの弱さなど、複数の要因が重なって起こることが多いと考えられています。

幼少期からの発達特性が関係する場合もあります。 放置すると非行や犯罪に結びつくリスクが高まることがあるため、「その場の問題」として片づけず、背景を理解し、早めに支援につながることが重要です。

どうしたらいいの?

素行症は、「厳しく叱れば治る」「本人が反省すれば変わる」という問題ではありません。 薬で直接治療できるものでもないため、家庭・学校・医療・児童相談所・警察などが連携し、包括的にサポートする体制づくり が重要です。

安全の確保、生活リズムの立て直し、家庭での関わり方の見直し、心理的支援や社会的サポートを段階的に進めていきます。

周囲は「問題行動」だけを見るのではなく、「その行動の背景にある苦しさ」に目を向ける視点が大切です。 一人や一組織で抱え込まず、早めに専門機関へ相談することが改善への大きな一歩になります。

まとめ

素行症(素行障害)は、青少年期に見られる重大な行動障害で、放置すると本人の将来や周囲の安全に影響を及ぼす可能性があります。 厳しく叱るだけで解決する問題ではなく、家庭・学校・医療・福祉・行政が連携し、継続的に支援することが必要です。

背景には心のつらさや環境要因が関係している場合が多く、「問題のある子」として切り捨てるのではなく、「支援が必要な子」として向き合う姿勢が重要です。 早期の理解とサポートが、本人の未来を守る大切な鍵となります。

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